走行距離が5万km以下の車を20万円以下で買うことが出来るか?

車のハンドルとメーター車も機械ですから、使えば使うほど消耗して劣化をしていきます。

車の場合はどれくらい使ったのかは、走行距離をみれば明白です。

最近の日本車は非常に品質が高く、しっかりとメンテナンスをしていれば20万kmや30万kmは問題なく走ることができます。

そのため走行距離が5万km以下の車は、機械として考えたときに、あまり使われていない非常に良い状態であると判断できるわけです。

ここでは、走行距離が5万km以下の車を20万円以下で買うことができるかどうかを、実際の販売事例をもとに調査してみたいと思います。

走行距離4万7000kmのトヨタbBの本体価格が15万円

2016年10月にカーセンサーに紹介されていた、2003年式トヨタbBの1.3 S Xバージョンの事例です。ボディカラーはホワイトになります。

2003年式ということで、13年落ちとはなりますが走行距離は4万7000kmと非常に少ない車です。

エンジンにアタリがついて、ちょうどこれから調子が良くなってくる走行距離です。

もちろん修復歴はなく、ワンオーナーカーなのでメーター改ざんなどもないと思われます。

このトヨタbBの本体価格はなんと15万円です。

車検が切れているため、購入時に車検を取得する必要があるため諸経費が多めにかかりますが、それでも乗り出し価格は31万5000円です。

若者に根強い人気のあるトヨタbBですから、走行距離5万km以下のワンオーナーカーがこの値段であれば十分満足できるのではないでしょうか。

参考記事:ワンオーナーのクルマはなぜ買取り価格が高くなるのでしょうか?

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走行距離5万kmのマツダプレマシーが19万8000円

シルバーのプレマシーこちらの事例は2006年式マツダプレマシーの20Sです。色はグレーになります。

2006年式ということで10年落ちとはなりますが、走行距離はわずか5万kmです。

装備的にも純正ナビや両側のパワースライドドア、バックモニターなどが装着されており、かなり充実しています。

このプレマシーの本体価格が19万8000円と20万円を切っています。

新車であれば、純正ナビや両側のパワースライドドアなどのオプションだけでこの金額はいってしまうと思われます。

車検が切れているために、車検取得費用を含めた諸経費込みで44万円となってしまいますが、走行距離が5万km以下のミニバンがこの値段で買えるというのは十分に満足のできる金額ではないでしょうか。

5年落ち2万8000kmの日産マーチの本体価格が15万8000円

ミニバンと並んでコンパクトカーも非常に人気がありますが、この事例は代表的なコンパクトカーである日産マーチの12Xとなります。

2011年式となりますので5年落ちとなり、2回目の車検のタイミングです。

ボディカラーは落ち着いたシルバーとなります。

走行距離は、5万kmをはるかに下回る2万8000kmとなっており、タイヤも8分山と当分は交換の必要がない状態です。

ボディや内装にも目立つような傷や汚れはなく、中古車としてはかなり状態のいいクルマです。

このかなり状態の良いマーチですが、本体価格はわずか15万8000円となっています。

こちらも車検が切れている状態のため、乗り出し価格は40万円となってしまうようですが、走行距離わずか2万8000kmのコンパクトカーをこの値段で手に入れることができるというのはお買い得感があると思います。

走行距離2万8000kmのスカイラインの本体価格が19万8000円

ホワイトのスカイライン最近ではミニバン人気に押され気味ですが、かつてはスポーティなセダンとして若者を中心に人気があったのが日産のスカイラインです。

ここでは、2005年式日産スカイラインの250GTの事例を紹介してみたいと思います。ボディカラーはパールホワイトとなります。

2005年式となりますので11年落ちとなりますが、走行距離は2万8000kmと驚くほど少なく、修復歴などももちろんありません。

このスカイライン250GTの本体価格が19万8000円となっています。

車検は購入時に新規取得となるため、諸経費が多めにかかりますが、それでも乗り出し価格は39万8000円です。

かつてほどセダンに人気がないとはいえ、2万8000kmしか走っていない往年の名車ともいえるスカイラインにこの値段で乗れるというのは驚きですね。

走行距離3万9000kmのスバルレガシィワゴンが19万円

こちらの事例は、2002年式スバルレガシィツーリングワゴン2.0Bスポーツになります。ボディカラーはシルバーです。

当時はハッチバックブームだったこともとあり、非常に人気の高かった車です。

スバル独自の水平対向エンジンは、重心が低く振動が少ないという特徴があるために、根強いファンがいます。

参考記事:スバルはなぜ水平対向エンジンにこだわり続けるのだろうか?

また、ハッチバックであるにもかかわらずフルタイム4WDというのもスバルのこだわりを感じます。

2002年式となりますので14年落ちということで、さすがに古さは感じられますが、走行距離が3万9000kmということを考えれば、ボディのケアさえしっかりしておけばしばらくの間は問題なく走り続けることが出来ると思います。

このスバルレガシィツーリングワゴンの本体価格が、19万円となっています。

車検が1年ほど残っているために諸経費も少な目で、乗り出し価格は29万円です。

走行距離がわずか3万9000kmということを考えたら、このスバルレガシィツーリングワゴンは十分にお買い得感が高い車であるといえるでしょう。

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